ナゾの虫

　先日、キリン舎の掃除を終え、バケツを持って出ようとした時、バケツに小さな茶色の物体が…。

　ゴミだと思って払おうとした時に、ふと気づいた「ん？動いている？？」

　よーく観察してみると足が6本…昆虫の仲間ですね…。

　けど、今まで生きてきて、こんな虫が見たことがない。

　私の愛用している北海道の虫の図鑑には載っていないし、周りに聞いても誰も見たことがないという…。

　もしかしたら、キリン用に本州から取りよせているカシの葉についてきていたのかもしれない…。

　誰かもしこの虫の正体を知っていたら教えてください。

ナゾの虫…

 エゾシカの森・両生類・は虫類舎担当：白木雪乃

ヤギ（14~15シーズン）の反省会

　今年度は昨年の春の閉園期間に「架け橋」を大幅にリニューアルして始まりました。

　渡り始めるまで、少し時間はかかりましたが、初めて渡る姿を見たときは、つい両手をつきあげてしまいました。

　夏～秋にかけてもエサ台やアスレチックの製作を行いました。思いつきや勢いで作ったものの方ががうまくいった感じがしますが…。

「架け橋」を渡るヤギ

　今年の春の閉園作業がもう少しで始まります。

　大きなことから小さなこと、今年もヤギはリニューアル予定です！

　冬期開園も残すところ約2週間となります。

　こども牧場の動物たちに、ぜい会いに来てくださいね！

　こども牧場担当：南　翔悟

　

　

檻の外にも

　北海道産動物舎を歩いていると、アカゲラが飛んできました。

　展示個体じゃありません。旭山動物園は、文字通り山にある動物園。

　野鳥が飛んでくることも珍しくはないのです。

　アカゲラは木に止まってエサを探している様子。

・・・しかし、アカゲラが止まった木の上を見ると！

　オオワシがいます。これは展示個体のオオワシ。

　つまりアカゲラがオオワシの展示舎に入り込み、エサを探しているのです。

　体長１mほどのオオワシのすぐ下に、20cmほどのアカゲラが。いったいどうなるのか！？

・・・でも意外や、お互いまったく無関心です。

　オオワシにとって、アカゲラのような小さくてすばしこい鳥は、獲物となり得ないようです。

　アカゲラのほうもオオワシが襲ってこないことを知っているようで、平然とエサを探していました。

　まさかのニアミスを、思わず写メで撮ってしまいました。

　でも付近の来園者で、この状況に気付く人は皆無でした。

　園内にはアカゲラのみならず、シマエナガやキレンジャクなどたくさんの野鳥が飛んできます。

　動物園で見られる動物は、檻の中だけとは限らないのですよ。

　展示動物をきっかけとして、頭上を飛んでゆく小さな野鳥たちの存在にも、ちょっと心のアンテナを伸ばしていただければ嬉しく思います。

ととりの村担当：大西　敏文

アミメベンチ

　閉園後のかば館内。なにやら怪しい人影が・・・？
　動物園職員・管理スタッフの森さんと五十嵐さん。なにやらベンチを運んでいます。

　よく見ると・・・、なんとアミメキリン柄じゃないですかっ！
　いいですね～、こういう「遊び心」。

　来園者に動物園を楽しんでいただくためには、まず働いている職員が楽しんで仕事してることが、とても大切だと思います。

　動物飼育に直接携わらない職員も、こうした遊び心をみせてくれると、なんだかちょっとうれしくなります。

森さん（左）と五十嵐さん（右）
五十嵐さん：「な～にさウチらも写すんかい？」

　森さん情報によると、近々トラ柄の「トラベンチ」も園内に配備される予定とか。
「アミメベンチ」と「トラベンチ」、みなさんは園内で見つけられますか？探してみてください！

ととりの村担当：大西　敏文

まったりペン散

　なんだか最近、気持ちが沈んでて・・・ｱﾙｼﾝﾄﾞﾆﾅｯﾁｬｳﾖｰ、どーも、ロン毛です。

　今日の話題は、「ペンギンの散歩」について。

　3月は、例年ですとペンギンの換羽が始まり、散歩は午前11時からの1回のみの実施になります。でも、今年はまだ換羽が始まっていない個体が多いので、午後2時半からも行っています。

　とりあえず15日までは、午前午後の2回、実施することになっています。

　オススメは圧倒的に午後の回。それも折り返し地点からの帰り道です！

　平日だと、「お客様よりペンギンの数の方が多い！」なんてことも。
　ペンギンたちと一緒に歩きながらぺんぎん館まで戻れますよ。

今日はこんな感じ。どことなくペンギンたちもまったりムード？
お客様に掲載許可をとったら「アップでお願いします！」って言われましたｗ

　ぼくもお客様と会話しながら、まったりと散歩を楽しむことができます。心の闇も晴れていきますｗｗｗ

　でも、雪がなくなったらペンギンの散歩は終了です。
　みなさま、お見逃しなく！

サル舎・教育活動担当：奥山　英登

モユク 84号 完成！

今回の表紙はタンチョウ親子！

モユク84号が完成しました！

　今回の表紙は、昨年旭山動物園で初めて繁殖に成功したタンチョウの親子となっています！

～84号のもくじ～

ぼくは、動物大使：　湿原の神　タンチョウ

特集：　旭山動物園の赤ちゃんたち　2014年度版

飼育研究レポート：　チンパンジーの活動性と気温の関係について

こども牧場からのお手紙：　今年の干支　ヒツジ

動物園裏側紹介：　飼育事務所編


　入手方法は、動物園内のサポートセンター及び動物図書館で職員に申し出ていただくとお渡ししています。

　飼育展示スタッフ手作りの情報誌です！ぜひ手にとって旭山動物園や動物のことをより深く知ってみてください！


旭山動物園公式HP上でもPDF版がご覧いただけます。
リンクはこちらです。

北海道産動物・さる山担当：鈴木　悠太

冬の自然観察会「森はみんなの遊園地！～アナタと雪の冒険～」を行いました！

　今回の参加者は19名。いろいろな年代の方に集まってもらい、楽しく観察会を実施することが出来ました。

　今回のメインは「自然と一体化しよう！」森の中で静かに横になり、森を下から見上げてみたり、目をつぶって森の音を聞いたりと、普段なかなか見ることのない目線から森を感じていただけたと思います。

森の中で寝っ転がったらこんな世界！

　今年度の自然観察会も今回で終了です。来年度はよりいっそう楽しくて、学べて、感じられる観察会を実施したいと思いますので、ぜひ参加してみてください！

北海道産動物・さる山担当：鈴木　悠太