調理棟で、体長3mmほどの小さなアリを見つけました。
払いのけようとすると、そのアリはサッ!と真横に飛びのいたのです。
むむっ!この動き・・・おぬしアリではないな!?
さてはウワサに聞いた「アリグモ」かっ!!
アリグモとは、アリそっくりに擬態したクモの一種です。
アリの足は6本、クモは10本。でもアリグモは1対の足をアリのあごのように見せ、もう1対を触角のように動かしながら、6本足の「アリのように見せかけている」のです!
虫たちにとって、強力なあごを持ち群れで行動するアリは、クモよりも恐ろしい存在。
アリグモは「アリに擬態することで外敵から身を守っている」と考えられています。
まぁ人間から見ればクモもアリもちっこい虫なわけで、「その擬態、意味あるの!?」と思っちゃいますが(笑)
こうした生物の進化って本当に不思議ですよね。
アリの体は頭・胸・腹の3つに分かれており、クモは頭胸部と腹の2つに分かれます。
アリグモは頭胸部にくびれがあり、アリのような体に見えるのです。
本当に「芸が細かい」ですね。
そのうちおしりからスーッと糸を出したので「やっぱりクモなんだ」と確信しました。
もうじゅう館担当になり、ライオンやヒグマなど大型動物の魅力を日々感じています。
一方で、ほんの数mmしかない虫たちにもまた、同じくらいの魅力を感じずにはいられません。
もうじゅう館担当:大西 敏文
払いのけようとすると、そのアリはサッ!と真横に飛びのいたのです。
むむっ!この動き・・・おぬしアリではないな!?
さてはウワサに聞いた「アリグモ」かっ!!
これを「アリグモ」だと気づく人は少ないでしょう |
アリグモとは、アリそっくりに擬態したクモの一種です。
アリの足は6本、クモは10本。でもアリグモは1対の足をアリのあごのように見せ、もう1対を触角のように動かしながら、6本足の「アリのように見せかけている」のです!
虫たちにとって、強力なあごを持ち群れで行動するアリは、クモよりも恐ろしい存在。
アリグモは「アリに擬態することで外敵から身を守っている」と考えられています。
まぁ人間から見ればクモもアリもちっこい虫なわけで、「その擬態、意味あるの!?」と思っちゃいますが(笑)
よ~く見ると、触角やあごに見える部分も足です |
アリの体は頭・胸・腹の3つに分かれており、クモは頭胸部と腹の2つに分かれます。
アリグモは頭胸部にくびれがあり、アリのような体に見えるのです。
本当に「芸が細かい」ですね。
そのうちおしりからスーッと糸を出したので「やっぱりクモなんだ」と確信しました。
もうじゅう館担当になり、ライオンやヒグマなど大型動物の魅力を日々感じています。
一方で、ほんの数mmしかない虫たちにもまた、同じくらいの魅力を感じずにはいられません。