2014年12月29日月曜日

だい好評

だい好評

 「キンクロハジロの潜る潜るタイム」、水槽が大きくなりました!

 幅90cm、深さ50cmにアップし、より長くカモの潜水を観察できるようになりました。
新水槽。この深さがあれば、なかなかの見応えです。

 
 来園者のみなさんにも大好評です!
 なんと、ろ過装置まで付いています。カバ水槽にも負けてませんね(?)。

 なかでも密かな自慢は、担当者手作りの「水槽台」です。
 水を張った水槽は見た目以上に重く、総重量200kg以上になります。
 当然、その重量に耐えうる強度が必要なわけです。
 また、台の高さを30cmにしたのは「子供の目線から見て、水面のカモも水中のカモも見やすい高さ」に計算しています。
地味~な色に塗装された台。水槽の下の力持ち。

 学校用務員してたころから、こういう作りものはけっこう楽しんでやってます。

 ガイドを見てくださった方の中で「いや~、この台イイですね!」と着眼してくださる方は皆無です。が、「潜る潜るタイム」が好評なのも、この「こだわりの台」があってこそ、というわけです。

ととりの村担当:大西 敏文

2014年12月28日日曜日

エゾユキウサギをさがせ!

エゾユキウサギをさがせ!

 旭山動物園は今年もたくさん雪が降っています。

 除雪は大変ですが、雪のちからで北海道産動物舎ではおもしろい展示ができています。

 「雪の中からエゾユキウサギをさがせ!」

どこだ?
 エゾユキウサギは夏と冬で毛の色を変化させ、冬は雪の中で見つかりにくい白色になります。

 放飼場に雪が積もり、エゾユキウサギがうまい具合に環境に溶け込んでいます。さぁ、写真の中のどこにエゾユキウサギがいるか探してみよう!

北海道産動物・さる山担当:鈴木 悠太

2014年12月20日土曜日

はじめまして!

はじめまして。

11月からこども牧場で担当になりました、塚辺と申します。

憧れの旭山動物園に勤務しだして、あっという間に一ヶ月がたちました。

担当動物の、ポニーの「ミクロ」には、最近ようやく存在を覚えてもらえたかなって
感じでうれしいです。

雪も積もって寒い日が続きますが、雪の中で元気に過ごしている動物たちを見に
ぜひ旭山動物園にいらしてください。

これから早く成長できるように、たくさん勉強して、どんどんがんばっていきます。

よろしくお願いいたします。


ポニーのブラッシング中
こども牧場担当:塚辺 匠

2014年12月19日金曜日

報告会を行いました。

16日にボルネオ・スタディ・ツアーの報告会を行いました。

発表会までは短い準備期間だった事と、事前に全員集まる打合せもできませんでしたが、
学生みんなのチームワークで素晴らしい発表会になりました。


てながざる館・フラミンゴ担当:田中 千春
私が一番緊張してたかも・・・。

天候の悪い中、来て下さったお客様もありがとうございました。

次回は園内で行う予定です。

学生がどんな事を学び、何を感じたのか聞いていただきたいと思っています。

日程が決まりましたらお知らせいたしますので、ぜひいらして下さい。


フィール7Fで行いました
学生が順番に発表しました


2014年12月10日水曜日

名もなき

ぼくの担当「ととりの村」は冬期間閉鎖中です。

そこで、出張ガイド「キンクロハジロの潜る潜るタイム」を、
かば館内でおこなっています!

今夏に人工育雛した(ぼくが育てた)一羽を、
ガイド用個体として使っているのです。

あさひやまで今、一番人気ともいえるカバ・キリンに挟まれながら、
日本在来の普通種である、ちっぽけなカモのガイド。
このアウェイな環境の中、はたしてカモの魅力はお客さんに伝わるのか??

・・・でも本当は、ちょっぴりだけ自信があります。

「潜る潜るタイム」は不定期で行いますので、HP等でスケジュールをチェックして、
ぜひ見に来てください!

ちなみに「このカモに名前(愛称)は付けてあるんですか?」という質問をよく受けます。
この個体に名前はありません。

野生下では毎年、数万羽の「名もなきキンクロハジロたち」が日本で越冬しています。

ガイドで使っている一羽(○○ちゃん)だけが特別なのではなく、ガイドを通じて、
野生で生きる名もなきカモたちのたくましさを感じていただきたい。

そんな気持ちから、あえてこの個体に愛称はつけていないのです。


写真は夏期です。
近々水槽を大きくする予定があるとか、ないとか?
名もなきキンクロハジロの魅力をご覧ください。

ととりの村担当:大西 敏文

レッサー子の外デビューと名前決定

7月27日に生まれた、ノノ(♂)と栃(♀)の女の赤ちゃんですが、
冬期開園後に徐々に外に慣らしていき、先月末より完全外デビューとなりました。

また、去年は公募した愛称ですが、
今年は友友(ヨウヨウ)こちらで決めさせていただきました。
考えていてくれた方がいましたらお詫びしますm(_ _)m

生まれた時は約150グラムのレッサーパンダ模様のない灰色の塊でしたが、
今では立派なレッサーパンダ模様となっています。
体重も約3キロになり、まだ他の大人達に比べて一回りほど小さいですが、
元気に雪の中を飛び回っています。

お母さんの栃は13歳とレッサーパンダとしては結構な高齢出産で、
子育て期間の最後(11月)はちょっと体調を崩し気味になり、
かなり心配をしていました。
しかし、今では離乳も終わり、子育ての疲れを癒やしつつある様子です。

これでノノと栃の繁殖は最後になると思うので、
姉妹(去年生まれの栄栄(ロンロン))と両親が4頭そろって暮らしているうちに
是非会いに来て下さい(将来的に他の動物園にお嫁に行くと思います)。

そして、来年以降はとなりの若いペアであるチャーミン(♂)と渝渝(ユーユー)に期待です。
お互い最初は警戒して、けんかばかりでしたが最近は落ち着いた様子です。
年明けからの繁殖シーズンでどんな関係になるのかご期待下さい!


生まれた時はこんなだったのに

約4ヶ月半で立派なレッサーパンダになりました




小獣舎・こども牧場担当・獣医師:中村 亮平

「しいくのぶろぐ」のページをリニューアルしました。

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