2015年12月20日日曜日

カイウサギがうまれました

 こども牧場には、12月4日にうまれたカイウサギの赤ちゃんがいます。
 今はまだ1日中巣箱の中にいるので、みなさんがまだ見ることはできませんが、このまま順調に育ってくれると、12月25日頃(予定)から少しずつではありますが、巣箱の外に出てきて姿を見ることができるようになってくると思います。
 およそ半年程で大人のカイウサギとほとんど変わらないくらいの大きさまで成長するので、ぜひ見に来てください。

 そして、こども牧場では毎日(都合によりお休みすることがございます)、こども牧場でふれあいの時間を次のとおり行っています。
 ・カイウサギ 13:20~13:45
 ・モルモット  14:00~14:25
 ぜひ、実際に動物に触れて、動物のぬくもりや命のあたたかさを感じて欲しいと思います。
うまれた日のウサギの赤ちゃん

最近のウサギの赤ちゃん

こども牧場担当:安田 恵里

2015年12月19日土曜日

This is one small step for a man, one giant leap for me.

 先週の7-12日にかけて韓国・ソウルで行われたAZEC2015(アジア動物園水族館教育担当者会議)に参加してきました!

国際会議って感じがしますね~

 旭山動物園の「会議に出席するなら発表するのは当たり前」教育を受けてきたので、人生初の国際会議でしたが、ポスター発表もしてきました(もちろん英語のね)。

 準備期間が1ヶ月と非常にタイトなスケジュールでしたが、色々な方達のサポートのおかげで完成させることができました。その発表のタイトルがこちら…

「How can zoo visitors learn biodiversity from captive raptors?」

こちらがポスターセッションの様子
どうです?横文字なだけでかなりカッコ良いでしょ?約10年間続けてきた「ワシタカを学ぶ会」についての発表ですね。

 会議では色々な国の方達が興味を持って質問してくれましたが、自分のつたない英語でどこまで伝わったのか??
 でも皆さんとても優しくしっかり聞いてくれましたし、最後にはグレートだよ!うちの国に来てよ!みたいな感じで褒めちぎってもらいました。(日本だとこんな事ないですね)

ソウルZooで記念撮影

 準備は大変だったし、えらい緊張もしましたが、色んな国の方と交流ができ、さまざまな情報を知ることができたので非常に有意義でpricelessな時間を過ごせたと思います。

 また国際会議に参加したいな~、でもまずはお金貯めなきゃ!!

ホッキョクグマ・ワシ・タカ担当:大内 章広

2015年12月15日火曜日

【サグラダ産室】

 いったいどれほど時間をかけているのだろう?

 11月から、時間を見つけて少しずつトラ産室を改造しているのだが、いまだ完成しない。
 こんなに完成しないのはサグラダ・ファミリア(130年間建設中の大教会)か、それともトラ産室か。

 12月中旬になってようやく、目標の完成形が見えてきた。



<写真1>
 幅210cm、奥行き170cm、高さ140cm。鉄骨を溶接し板を貼り、暗視カメラを設置。
 写真左側の壁にシュートがあり、トラはそこから出入りします。
 手前の板がない部分はいずれふさぐ予定。
 こんな箱を飼育係が手作りしちゃったら、ちょっと自慢してもいいでしょ?
 まあ本当に「完成」といえるのは、中でトラが出産した時なのですがね。



<写真2>
 神経質なザリア。でもだいぶ環境に慣れてきたかな。
 こんなポーズもするようになりました。(なんちゅう姿勢してんの。)
 12月にキリルとの同居を再開しているので、交尾すればまた約100日後に出産することになる。
 できるだけ早く産室を完成して、環境に慣れさせてあげたい。
 次こそはしっかり自分の子を育ててくれると、信じてるぜザリア!



<写真3>
 中はウッドデッキ調?完成したら真っ暗になります。
 右側が夏に作った部分。左側が今作っている部分。左の板が新しいでしょ?










<写真4>
 暗視カメラの調整もバッチリ。
 










思えばもうじゅう館担当になってから、ユキヒョウ産室作り、トラ産室作り、そして今はトラ産室改造と、裏作業にばかり追われている。

看板やガイドのように来園者から見える努力ではないけれど、動物の繁殖に向けた、大事な仕事。

飼育係にはこんな仕事もあるってことを、知っていただければと思います。


もうじゅう館担当:大西敏文
                                                                       

2015年12月10日木曜日

ダチョウのオスが来園しました

 9日の朝、秋吉台サファリサファリランドからオスのダチョウが来園しました。しばらく緊張している様子でしたが、今はメスと同じ部屋で過ごしています。

 オスは羽の色が黒で、すぐに見分けることができます。かば館にいますので、観察しに来てくださいね!

来園したダチョウのオス
てながざる館・ダチョウ担当:田中 千春