2015年7月23日木曜日

子育て中です

 ただいま、ぺんぎん館ではキングペンギン1ペアが子育てをしています。

 5月20日に産卵し、7月13日に孵卵器で孵化しました。

 通常キングペンギンの卵は、産卵時で350g前後の重さがありますが、この卵は280gほどしかなく、ヒナが孵化しても、とても小さく生まれてきます。

 ヒナが小さいと圧死などの事故が考えられるため、数日間、人工育雛を行い、ヒナがある程度大きくなるまで様子を見てから親に戻すことにしました。
9日齢
孵化したときの体重は200gでしたが、9日たった現在は約280gになりました。

 ヒナはとてもよく鳴き元気に成長しているので、今朝(7月22日)、親ペンギンに戻しました。
 
親はすぐに受け入れ、ヒナに餌を与えようとする仕草も確認できました。

 このまま無事に巣立ちをむかえてくれればいいなと願っています。
お腹の下にいます
まだ小さくてお腹の下に隠れていて観察するのはなかなか難しいですが、ヒナに餌を与えている時など、タイミングが合えば姿を見ることができるかもしれません。

 みなさん、遊びに来てください。
ぺんぎん館担当:杉村 尚美

2015年7月20日月曜日

自然観察会(夜) 満喫!?

 7月4日夜に旭山自然観察会が旭山公園林道内で行われ今回は「この音、あの声いったいなーんだ!?」~夜の森に耳を澄ませてみよう~ということで道外のご家族を含む14名の参加者がありました。

 目を閉じて耳を澄ますといろいろな音や声が頭の想像力を促し自然のぬくもりとともに感じることができました。旭山にいるフクロウの声は聞くことができませんでしたが昆虫の残骸が落ちているのを発見することができ、ここで生活している痕跡が確認できました。

 6月は日照不足で野菜の生育が伸び悩んでおり、観察会の夜も涼しかったですが旭山にも短い夏がすぐそこまで来ていると思います。一年も折り返しですね。

 次回の観察会も奮って参加待っています。有意義な時間を過ごすことができ満喫できました。

「ハンドフルート」の様子
「何の音かな?」連想ゲームの様子
タンチョウ・カバ担当:高井 正彦

2015年7月15日水曜日

もう2ヶ月

 4月28日にマースが出産してから、あっという間に2ヶ月が過ぎてしまいました。

 どんどん大きくなるこどもたちを見ながら「ぶろぐ書かなきゃ~」と思いつつ、今頃になってしまいました。ごめんなさい。

 今年のこどもたちも元気いっぱいに育っています。

なかなかじっとしてくれないので、だっこで撮影
まずは生後2週間目。目が開きました。黒がオス、茶がメスです。捕まえようとすると怒ります。こんなに小さくてもちゃんとオオカミなんですね。
 
体重測定は今年もバケツで

お?出てくる??
生後3週間目。たまに顔を見せてくれるようになりました。

巣穴の外で授乳

姉ちゃんに遊んでもらう その1

姉ちゃんに遊んでもらう その2
生後1ヶ月。巣穴から出てくる時間が増えてきました。授乳以外のときは姉たちが積極的に遊んでくれています。両親や兄姉たちに対してはこどものような態度を取るミナとワッカですが、チビたちに対してはちゃんと「お姉ちゃん」してます。(扱い方が下手ですが…)

 写真がありすぎて選ぶのが大変です。

父ちゃんと息子

授乳中…

バケツからはみ出そう
生後1ヶ月半。こどもたちが成長するにつれて、マースは授乳の体勢が変化していきます。この「好きにして」な体勢が最終形。飲ませやすいのでしょうか…?

 体重は約5キロになり、バケツで計れるのもあと少しの間。

 この頃から肉も食べ始めています。

遠吠え練習中

大きくなりました!
生後2ヶ月。遠吠えに参加するように。この日はノンノと一緒に吠えていました。

 名前は黒(オス)が「ノチウ」、茶(メス)が「フミ」にしました。
 アイヌの言葉で「ノチウ=星」「フミ=音」です。

 暑くなってきて、日陰で休んでいることが多くなりましたが、夕方の遠吠えの時にはこどもたちも参加していることが多いです。

 どんどん大きくなるノチウとフミ、そして10頭という大きな群れになった旭山のオオカミたちに会いに来てください!
オオカミ・北海道産動物担当:佐藤 和加子

2015年7月13日月曜日

ヒナまつり

 まつりってほど、ヒナが沢山いるわけではないです、すみません、ただの担当者の期待です。

 さて、ととりの村では繁殖シーズンを迎え、オシドリのヒナを皮切りに、キンクロハジロのヒナ達も孵っています。
6/15の写真

 上の写真はオシドリのヒナで、6/15に生まれました。

 その約一ヶ月後には、下の写真の通り、親とほとんど変わらないくらいの大きさまで成長しました。フワフワの小さなヒナの姿は短い期間しか観られません。

7/11の写真、一番左が母親、前の3羽がヒナ達

 キンクロハジロはまだ数羽、巣箱の中で抱卵している個体がいます。これからぞくぞくとヒナが誕生し、フワフワの集団が水面を漂うのではないかと心待ちにしています。

 是非ととりの村へフワフワを観るために、立ち寄ってみてください。

ととりの村担当:高橋 伸広

2015年7月1日水曜日

開園記念日 前夜

 明日は48回目の開園記念日です。

 前日の今日、閉園後に水もの(ホッキョクグマ、ペンギン、アザラシ、カバ)担当者が集結してホッキョクグマ館の窓ふきを行いました!

 一生懸命拭いたので、それはもうピカピカです!!

ピカピカなんです!

 明日はピカピカな窓にも注目の旭山動物園に、ぜひご来園ください!

あざらし館・さる山担当:鈴木 悠太