2015年11月13日金曜日

ふゆじたく

 寒いですねぇ…。
 すっかりフリースが手放せません。そろそろダウンにも手が伸びそうです。

 さて。

 北海道産動物舎の動物たちはすっかり冬仕様です。
 夏はほっそりしていましたが、いっぱい食べて、冬毛になって、シルエットがまるーく…。
10月はじめころ。ウサギは白くなりはじめ。
リスはあちこちにクルミを隠すのに大忙し。

 わかりやすいのはエゾユキウサギ。茶色の夏毛から白い冬毛になりました。
 足先と耳から白くなりはじめて、背中もだいぶ白くなりました。

 景色が白くなる北海道で、暮らしやすいように色を変えるなんて、すごいですよねぇ。
11月はじめころ。個体差がありますが、かなり白くなってきました。

 エゾリスも夏のグレーっぽい色から茶色に。しっぽがふさふさになり、耳の房毛もふさふさです。

 涼しくなったころからクルミやドングリを地面に隠すようになりました。冬に向けて、準備に余念がありません。(冬も毎日エサあげるんですけどね)
10月おわりころ。耳の房毛がのびました。

 エゾタヌキたちは10月からエサを増量して、まんまるボディに。

 野生のエゾタヌキたちと同じように、秋の恵みをたくさん食べています。
(園内のドングリボックスにドングリを入れてくれた皆さん、ありがとうございます!)
まんまるタヌキ。いい感じに太ったねぇ。

 それぞれ冬の過ごし方が異なる、北海道の動物たち。
 どんなふうに過ごすのか、観察しに来てくださいね!

オオカミ・北海道産動物担当:佐藤 和加子